4.震災から学ぶ「むすび塾」
東日本大震災が残した教訓を今後どのように活用すべきか。武田さんは、震災前までに河北新報が行ってきた地震啓発報道は3割の人にしか届いていなかったという反省から、記事を書くだけでなく地域、学校、企業へと出
東日本大震災・被災地の記録を未来へ
現場の記録と支援のリアルを伝えるカテゴリーです。
東日本大震災が残した教訓を今後どのように活用すべきか。武田さんは、震災前までに河北新報が行ってきた地震啓発報道は3割の人にしか届いていなかったという反省から、記事を書くだけでなく地域、学校、企業へと出
東日本大震災の被災者のためだけに、震災を風化させないという考え方でいいのだろうか。それでは、他人事であって、いずれは忘れ去られてしまいます。震災を忘れないということは、自分ごととして次の災害のに活かす
東日本大震災は、歴史上の記録に残る震災です。「河北新報」の編集局次長の武田さんは、犠牲者が何人、住宅被害が何棟といったところで、まとめとしての数字からは共感は生まれないと言っています。だから「忘れない
宮城県の地方紙「河北新報」の編集局次長の武田さん。2013年復興ボランティア学の締めくくりのシンポジウムで基調講演をいただきました。テーマは「震災後を生きる〜わがこと意識とボランティア」です。講演の冒
東日本大震災からの復興へ向けて、中川さんは若者たちがボランティアに取り組むことを期待しています。自分ができる「何か」を考え、自分ごととして自発的に行動することが、復興への第一歩となります。
東日本大震災で大きな被害を受けた石巻ですが、他の被災地と違うのは、そこに大学があることです。これから復興に向かっていく石巻では、大学生ができることがまだまだあります。これからは、地域のために少しでも動
かつて阪神淡路大震災で何かをしたかったけれど、何もできなかったという中川さん。東日本大震災では、すぐに動き出しました。ボランティアは、災害を自分ごととして考え、自分が「何とかしなきゃ」と考えたときから
東日本大震災では多くのボランティアが活躍しました。みらいサポート石巻の中川さんは、ボランティアとか復興の意味は定まっていないけど、元に戻るために自発的に取り組む、生活を再建するために何かするというのが
東日本大震災の被災地も3年目になると、復旧から復興へと被災地の局面も変化してきました。災害支援のために創設された石巻災害復興支援協議会も、役割の変化に合わせて団体名をみらいサポート石巻に変え、新たな活
東日本大震災から2年半を経過して、避難所から仮設住宅への移転も終わり、被災地で求められるニーズは大きく変化しました。石巻災害復興支援協議会でも、自立のステージに向けて、依存心を助長するような支援はやめ
東日本大震災の災害支援活動には他にも漁業支援、ダニバスターズ、仮設サロンなどがあります。泥出しニーズの減少によって、被災地で求められる支援も生活環境の整備や生活再建へと変化していきました。
東日本大震災では泥出しや物資配布が注目されましたが、被災者の心を癒すような支援もありました。例えば種を配って花を育てる掃など、衣食住以外の部分を満たすような支援活動です。そうした活動を「復興マインド」
東日本大震災のあと、仮設住宅の支援や復興起業家の育成に10年間携わってきました。 現在は、現場で積み重ねてきた経験を「記録」として残し、次の世代へ伝える活動を続けています。 このサイトでは、復興ボランティア学の講座やフィールドワークの記録をまとめて公開しています。