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2013年4月23日 みらいサポート石巻 中川政治 Part18
東日本大震災からの復興へ向けて、中川さんは若者たちがボランティアに取り組むことを期待しています。自分ができる「何か」を考え、自分ごととして自発的に行動することが、復興への第一歩となります。
今日の話を振り返って
今日のまとめです。今日は初めに石巻被害状況の話しをしました。学んでいただいたことは、過去のNPO活動の理解ということで、ボランティアとかNPOがこの2年間、特に最初の1年間にどんな活動をしてきたかを理解してもらいまし。1歩踏み出してもらうには、過去にどんな事実があったのかを、できるだけ正確に知ることが必要かと思って、前半こういう話をしました。
あと後半、今後の復興を担うのはあなただと書いてありますけれども、ボランティア活動って、やっぱりすき間を埋めるような作業だと思うんです。行政が地ならしをして、ボランティアがすき間を埋める。行政ではできないこと。例えば初めにがれきが58年分あると話しました。毎年処理してもこれだけしか進まないのに、こんだけいっぱいある。このすき間を誰が埋めるのっていったら、行政だけではできないからボランティアです。私がやんなきゃと思ったから動き出したんです。
復興しているかどうか決めるのは自分自身
先ほどのグラフで中心商店街の売上げが半分になっていました。自分に何ができるかは分からないけど、こんなに差があるんだったら何かできるかなと思ことがスタートです。先ほど復興の意味を聞きましたけれども、復興はまだまだとか、いやもう復興してるとか、いろいろ聞くんですけれども、僕は復興してるかどうかを決めるのは自分自身だと思うんです。
復興してないっていう人は、市長さんが悪いとか、国が悪いとか言って、誰かの責任にしています。じゃあ、あなたは何をするんですかって聞かれたとき、なにもない人っていうのはまだまだ復興できない。それは自分が何もしていないって言ってることに等しいことです。
皆さんも復興って考えると難しいですけれども、1歩何か復興に向けて、あるいは自分ができる何かを活動をしてもらえるとありがたいと思います。ご静聴ありがとうございました。
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