もくじ
チーム王冠 伊藤健哉 Part3-2
動画は2020年6月2日「復興ボランティア学」、チーム王冠の代表・伊藤健哉さんのお話です。2020年はオンライン開講でしたから4本の動画で提供して頂きました。今回は3番目の動画を3分割したものの2/3本目になります。
在宅被災者の支援活動を続ける「チーム王冠」。災害弱者への支援活動を通じて、日本のシステムの未熟さに直面した伊藤代表が語る、ボランティアの持つ可能性とは。
大西つねきさんから学んだこと
大西つねきさんの話をしたと思うんですが、彼はチーム王冠と半年から1年ぐらいかな一緒に活動していました。あるとき彼はぶち切れるように石巻からいなくなった、というか横浜の家に戻って政治家を目指しました。彼の書いた『私が総理大臣ならこうする』という本があるんですが、昨年は令和新撰組・山本太郎代表の参議院議員の候補者の一人として立候補していました。その前も何年間にもわたる地道なボランティア活動っていうのを経て、そういうステージに立つことができたんです。
大西つねきさんのYoutube動画を観ると、色々既成概念がぶっ飛ぶような内容もあるので、興味のある人は、興味ない人も是非見てほしいですね。いかにこの世の中の仕組みというのが、間違いをもとに築き上げられているのかっていうことが分かります。なので若い人たちもやらなければいけないことっていうか、自分たちの未来のためにやらなければいけない、この国のシステムはまだまだ発展途上で、未熟なんだっていうところを知ってください。
自分たちのできることはまだまだあります
大西つねきさんの真似をしてくださいとか、山本太郎さんの真似をしてくださいとか、別にそういう話ではなくて、なんとなく決められた社会の枠の中で、自分は生かされているといった、感覚ってあると思うんだけれども、まだまだこの国のシステムとか法律とか、いろいろなものが未熟な状態なんです。今回のコロナ騒動でも、みんなもこうすればいいのに、ああすればいいのにって、思ったでしょう。それが、なぜ実現できないんだっていう苛立ちって、たくさんあると思うんですね。
よその国では、PCR検査が当たり前のようにされているのに、この国は総理大臣が1日20,000件実現しますって言っても、全くその通りにならない。この問題ってどこにあるんだって思うことでしょう。そこをボランティアで、どうこうできるとは簡単にはいえないけれども、変えなければいけないっていうところ、自分たちが出来ることっていうのは、まだまだあるんだという目線に立って、いろいろなものを見て、考えて欲しいと思います。
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