11.東日本大震災を超えて〜震災を生きる
東日本大震災を伝えることは震災だけの問題ではありません。地域の未来を考える、仕事の意味を考える、そうしたとき「震災」を思い起こすことによって、何かが変わるはずです。隣人、地域への共感と想像力を持って行
東日本大震災を伝えることは震災だけの問題ではありません。地域の未来を考える、仕事の意味を考える、そうしたとき「震災」を思い起こすことによって、何かが変わるはずです。隣人、地域への共感と想像力を持って行
東日本大震災のような非常な局面では、人は自分の在り方を見つめ直すことになります。河北新報は「普通に生きる」人たちが、震災という局面の中で仕事の意味と向きあい、発した言葉を記録しています。武田さん自身も
東日本大震災後の被災地で数年を過ごしたということは、たとえその場所を離れたとしても、この先「震災」とともに生きていくことになります。しかし、震災復興を知ることは、自分の日常を正面から見つめることにつな
東日本大震災でも、原発事故でも、沖縄の基地問題でも、私たちが向き合うべき課題は、地域で普通に生きている人たちの視点から発せられています。被災地にいる私たちは「普通に生きる」人たちを大切にするという意識
東日本大震災後の石巻に地域包括支援センターがオープンしました。被災地で始まった取り組みですが、それを軌道に乗せることで、同じ構造を抱えた地域の課題解決につながります。このような、日本の課題を先取りする
東日本大震災では格差の放置されたところに大きな被害が集中しました。武田さんは水俣病救済で尽力した原田医師の「公害が起きて差別が生まれるのではない、差別のあるところに公害が起きる」という言葉を借りて指摘
東日本大震災の復興過程で、震災前には見過ごされていた課題が露わとなりました。災害では、ほとんどの場合、「弱い」ところに大きな被害が出ます。震災までは地域社会から隔絶され、孤立していた、見えない「弱者」
東日本大震災が残した教訓を今後どのように活用すべきか。武田さんは、震災前までに河北新報が行ってきた地震啓発報道は3割の人にしか届いていなかったという反省から、記事を書くだけでなく地域、学校、企業へと出
東日本大震災の被災者のためだけに、震災を風化させないという考え方でいいのだろうか。それでは、他人事であって、いずれは忘れ去られてしまいます。震災を忘れないということは、自分ごととして次の災害のに活かす
東日本大震災は、歴史上の記録に残る震災です。「河北新報」の編集局次長の武田さんは、犠牲者が何人、住宅被害が何棟といったところで、まとめとしての数字からは共感は生まれないと言っています。だから「忘れない
宮城県の地方紙「河北新報」の編集局次長の武田さん。2013年復興ボランティア学の締めくくりのシンポジウムで基調講演をいただきました。テーマは「震災後を生きる〜わがこと意識とボランティア」です。講演の冒
「復興ボランティア学」シンポジウムでは、河北新報の編集局次長 武田真一さんに登壇頂きました。※所属や役職は当時のままです。この講演の動画記録はありません。準備ができ次第、講演
東日本大震災の仮設住宅支援や復興起業家育成に10年間携わってきました。現在は震災復興に関する講座やワークショップを実施しています。ここでは、復興ボランティア学講座の記録をまとめて公開しています。