1-1.にじいろクレヨンは被災児童支援から始まった(2020年にじいろクレヨン)

2020年 にじいろクレヨン Part1-1

動画は2020年6月30日「復興ボランティア学」、にじいろクレヨンの代表・柴田滋紀さんのお話です。2020年はオンライン開講だったので、お話しを4本の動画にしていました。今回は最初の動画(4本目の1番目)になります。

津波の街だった石巻で子供たちの遊び場づくりをスタートした「にじいろクレヨン」。代表の柴田さんは剣道の得意な画家さんです。10年間は続けると宣言して始めた活動ですが、これからも子ども中心のコミュニティの実現を目指して活動を続けていくそうです。

剣道の得意な画家です

はじめまして、「にじいろクレヨン」の柴田と申します。よろしくお願いします。
にじいろクレヨンは石巻市を中心に子供の居場所づくり遊び場作りをしている団体です。最初に自己紹介をしたいと思います。私は石巻市生まれ、石巻育ちの今44歳になります。震災前は画家として活動してまして、油絵を書いてました。ちょっとヘンテコな絵を書いておりました。趣味というか、得意としては剣道で、いま剣道5段です。でも絵描きとしては、なかなか食べていけないので、中学校の美術の非常勤講師をやったり、お絵かき教室を自分で主催して生活が成り立っていました。

今日のお話としては4つの構成で考えてます。ひとつめが虹色クレヨンの紹介。ふたつめが、なぜ虹色クレヨンをやっているのか、なぜ始めたのか。3番目で現在の活動、今の石巻や今の子供たちのお話をしたいと思います。そして4番目これからのにじいろクレヨンのお話ししたいと思っております。

震災をきっかけに子どもの遊び場づくりを始めました

団体紹介としてなんですけども、虹色クレヨンは震災きっかけでできた団体です。今スタッフはフルタイムが4人、パートタイムが10人程のスタッフで、14日人体制で活動を続けています。始まりは震災だったんですけれども、最初は避難所だったり、そして仮設住宅ができて仮設住宅でも活動を5年ぐらいですかね続けましたね。その後は復興住宅ができたので、その復興住宅を中心にした防災集団移転地で子供の居場所づくり、遊び場づくりを続けていました。

私自身がですね10年間は活動を続けるっていうことを最初に決めましたので、いま9年経って、今年が最後の10年目になっています。それで活動が終わりかと言うと、そうではなくて、おそらく今はこの団体は必要だと思ってますのでこれからも続けていこうと思っています。被災児童支援っていうことで始まったんですけれども、今は子供を見守るコミュニティということに重点を置いています。

動画Part1-1(にじいろクレヨン )

やっさん

東日本大震災の仮設住宅支援、復興起業家育成に関わってきました。大学では、震災復興を考える講座やワークショップを実施しています。ここでは、復興ボランティア学講座の記録をまてめて、公開しています。

関連記事

団体別インデックス

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. 12.東北で手仕事のタネを育てたい

  2. 11.笑顔の最大化がゴールです

  3. 10.OCICAが切り開いた外の世界

  4. 9.売るためにはデザインが鍵だった

  5. 8.鹿のツノでものづくりをしよう

やっさん

東日本大震災の仮設住宅支援や復興起業家育成に10年間携わってきました。現在は震災復興に関する講座やワークショップを実施しています。ここでは、復興ボランティア学講座の記録をまとめて公開しています。

TOP
CLOSE
Translate »