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2013年7月23日 移動支援Rera 村島弘子 Part11
東日本大震災被災したで移動支援活動をしている団体Reraの村島代表。最後にボランティアの意味について受講者に問いかけています。村島さんはあるとき気になって「ボランティア」という言葉を調べたことで、その意味を知ります。それ以来、嫌っていた「ボランティア」という言葉が好きになったそうです。
「ボランティア」の意味って何?
最後に、もうここまで多分、復興ボランティア学を受講してきているので、こういう話も出ていると思います。ボランティアって英語を、日本語にしたらどういう意味かって、みなさんご存知ですか。ご存じの方、手を挙げてみてください。
私ボランティアっていう言葉、ほんとは全然好きじゃなかったんです。こっちに来る時も、被災地にボランティアに行ってきますって、すごく言いたくなくて。お手伝いに行ってきますとか、そういう言い方をしていました。ボランティアって、何となく、ひとりよがりだったり、独善的だったりするような、なんかそういうような風潮があったり、においがあったりする言葉で、嫌だなと思ってました。
なんかある時、ふと、そういえばボランティアってどういう意味だったっけと思って。ちょっと調べてみました。そしたら、何ということはない「自発的におこなう」っていう意味なんです。奉仕とか慈善とか、お金もらわないとか、そういうことじゃないんです。
自発的に何かを自分から申し出るっていうこと。それが、ボランティアなんだ。ああ、そうだったんだっていうことで、ちょっとボランティアっていう言葉を、私は好きになりました。
つまり自分で決めて、自分から動くっていうこと。だから例えばボランティアの授業があるから、ボランティアに行かなきゃならないっていうのは、実は全然ボランティアじゃないんです。ほんとに、それ私がやりたいからやるんだ、それがボランティア。それはボランティアっていうカテゴリーとして、まとめられていないことにも当てはまると思います。ということで、私からのお話は、以上で終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
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