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2013年4月23日 みらいサポート石巻 中川政治 Part7
東日本大震災の災害復旧活動で大きな力を発揮したボランティアですが、常に何千人も活動していたわけではありません。石巻復興支援協議会はボランティア数の統計を取っていましたが、週末と平日で、ボランティアの人数は実に4倍以上の変動がありました。
ボランティア数がゼロに近い日に起きたこと
ボランティア数の推移グラフを見ると面白いことがわかります。ここ5月30日ですが、むっちゃ少ないんです。これボランティア活動を休止しました。台風が熱帯低気圧に変わったときです。専修大学さんにも無理をお願いして、テントを撤収したり、バタバタ飛んでいったりとかしたので、構内に避難させてもらいました。そんな状況では人はいてもボランティア活動できないので、ゼロに近くなっています。
週末と平日ではボランティア数は変動します
あるいはこれピンピンってピークが櫛の歯のようになってますけど、これは土日の週末です。ボランティア多かったとか、少なかったとか簡単に言いますが、実は毎日上下があって、これ多いときで3,000人です。
3,000人といったら大企業さんの職員数かな。3,000人の企業といったらものすごく大きいと思うんですけど、それがゆるく連携をとって、あの人たちはどこどこで何やってるというのを把握しながらできたっていうのは、すごいことなんじゃないかと思います。
例えば3,000人が次の日を見てみると1,500人に落ちてるんです。次の日には1,500人なんです。その次の日にはもう700人ぐらいなんです。だからもう1日〜2日で半分とか、4分の1とかになったりして、またその次の日には増えたりっていうのに対応していました。もう中小企業が一気に大企業になったり、一気に小企業なってしまうという差がありました。
ある程度皆さんが情報共有しながら、あの人はここで何やってるというような活動ができたというのは、すごいことだと思うんですけれども、そういったことが1年間ずっと続いていました。あと終盤はずっと減ってきたんですけれども、この赤い部分のNPOさんたちが残りながらやっています。
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