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2013年7月13日 め組JAPAN 河野心太郎 Part2
災害ボランティアの経験もないのに、会社を辞めて東日本大震災の被災地へ飛び込んだ河野さん。当時、埼玉県で働いていましたが、東日本大震災後は首都圏でも計画停電などがあっため出勤してもやることがなく、ただ先行きに不安な気持ちばかり抱いていました。家にいてもテレビでは被災地の映像ばかり流されて、ますます不安大きくなるばかり。そんなとき、友人の紹介でMAKE THE HEAVEN代表の「てんつくマン」のメルマガと出会い、その言葉に力づけられます。
震災直後の不安な時期に「てんつくマン」を知りました
震災前は埼玉で、仕事をしていました。その会社は、福島県の猪苗代っていうところに、世界のガラス館っていう、観光施設があります。世界中のガラス製品を扱ってたり、ガラス工房があったり、レストランがあったり、地ビールがあったりとか、観光の立ち寄り所になっていた所です。
場所的には、福島のだいぶ内陸のほうなので、津波とかそういうのは無かったんですけど、地震の揺れは大きかった所なので、ガラス製品がけっこう割れたりとか、天井が一部抜け落ちたりとか、すぐ営業とかができなかったんです。
僕はそこの営業マンで、埼玉の大宮の営業所で働いていました。当時は、旅行代理店を回って、お客さんを送客する仕事でした。うちでご飯食べてくださいとか、立ち寄ってくださいとか、そういう営業をしていました。
でも地震があってから1週間ぐらいは、会社に朝いっても、昼間には、もうやることなくて帰っていいというような、時期がずっと続いていました。埼玉なので、計画停電があったり、初めの頃は震災のこと以外はテレビでやってなかったりとかしていました。
その当時は、これからどうしようとか、うちの会社は大丈夫かなとか、日本は大丈夫なのかなとか、ほんとに自分目線でしか考えられなかったんです。情報はテレビだけでしたし、ネットで見ても、なんか原発のことが大変だとか、情報も何が正しいかもわからないような、そんな時期でした。その時に、震災後にたまたま友達から、「てんつくマン」っていう人の、メルマガを教えてもらったんです。そこからメルマガを読むようになりました。
め組JAPANの母体はMAKE THE HEAVENです
てんつくマンっていう人を知らない人。知ってる人もけっこういるんだな。はい、こんな人なんですけど。山崎邦正さん、わかりますよね。今は月亭方正さんです。芸人の邦正さんなんですけど。その邦正さんの元相方なんです。吉本で、TEAM-0（チームゼロ）っていうコンビを、かつて組んでたんですけど、その相方でした。
吉本を辞めて、自分は映画をつくりたい。映画に興味が出てきて、映画をつくりたいということで、いろいろあったんですけど、映画をなんとかつくりました。「107+1～天国はつくるもの～」っていう作品のPart1とPart2、これをつくって、今いろんな所、日本全国で上映会っていうのをやっていたり、あとはワークショップとか、講演会とかをやっている方です。
あとは、「あなたの目を見てインスピレーションで言葉を書きます」っていうような、路上パフォーマンスをやり始めた人でもあります。多分見たことない人もけっこういると思うんですけど、路上に座って、こういった書を書いて、目を見て、その人から感じたことをインスピレーションでわーっと書いて、それをあげるやつです。今現在はNPO法人のMAKE THE HEAVENの代表理事で、いろいろな所で講演活動とか、そういうことを行っています。
MAKE THE HEAVENが目指すものは、大きく3つあります。まず一つが、世界中の子ども達の笑顔を増やすこと。MAKE THE HEAVENは、カンボジア支援とかもやっているんです。カンボジアのクックマ孤児院というのを立ち上げて、やっていたりとか、あとは井戸を掘ったりといった活動をしているんです。日本だけじゃなくて、世界中の子ども達の笑顔を増やすっていうことを目指しています。
二つ目は地球に森を増やし、当たり前に雨が降る地球を残すこと。国内外問わず、間伐とか植林とかを、ずっとやってきています。国内だけでなくて、海外でしたら、内モンゴルで、砂漠に木を植える活動も、現在やっています。
そして、三つ目が、一人でも多くの人の心の中に希望の明かりをともすこと。今回「め組JAPAN」っていうのは、この三つ目にあたる活動となります。
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