13.動くことで次の扉が開く

日本カーシェアリング協会

東日本大震災によって多くの住民が車を失った石巻で、日本カーシェアリング協会を立ち上げた吉澤さん。誰も思いつかなかったコミュニティ型カーシェアリングのひな形を、被災地で作り上げました。なぜそんな斬新なことができたのか。それは「動く」ことです。動くことによって、次の扉が開かれるのです。

2013年7月30日 日本カーシェアリング協会 吉澤武彦Part13

結論は「動く」こと

はい。そろそろ結論です。要は「動く」っていうことなんです。
僕はほんとに、「バッカやなー」って思われるような動き方から始めていきました。でもそういうところから、確実に次の扉は開いていくんです。

いろんな扉があると思うんです。日本ではいろんな扉が閉じていて、むしろ日本自体が閉じていると思うんです。でもやっぱり、扉を開く鍵は、「動く」ということだと思うんです。ですので、僕がやってきたのは、ただシンプルに、動くということなんです。

今日のボランティア学の中の僕の結論は、「ただ動く」そこの一言に尽きると思います

閉じている自分を発見し、次の一歩を進もう

自分の扉も閉じていると思います。それは動きながら、自分というのがやっぱりわかっていくと思うんです。ああ、自分はこんなに優しかったんだとか、自分はこんなに僻みっぽかったんだとか、いろんな人間関係を動きながらつくっていく中で、閉じている扉に気づいていくんです。

それを発見していくのは、やっぱり「動く」っていうことだと思います。ですので、ぜひ動いてください。日本の扉を開けてほしい。

事前にお渡ししているOPEN JAPANって僕らの冊子があると思うんですけど、動くことによって日本の扉を開けるというのがコンセプトなんです。カーシェアリングは、そのたった一部、一つのプロジェクトです。

他にもこれからいろんなプロジェクトを立ち上げて、今石巻で震災の支援で、いろんなところからやっていっていますけれど、それに限らず日本を、未来を、スケール感を持ってやっていくのが、僕らOPEN JAPANの活動なんです。

というのが、僕の。ちょっと早かったかな。まあ、ええ時間か。一応今日、僕が伝えたかったのは、そういう感じなんです。

やっさん

東日本大震災の仮設住宅支援、復興起業家育成に関わってきました。大学では、震災復興を考える講座やワークショップを実施しています。ここでは、復興ボランティア学講座の記録をまてめて、公開しています。

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やっさん

東日本大震災の仮設住宅支援や復興起業家育成に10年間携わってきました。現在は震災復興に関する講座やワークショップを実施しています。ここでは、復興ボランティア学講座の記録をまとめて公開しています。

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